Un Moment Doux(アン モーマン ドゥ)~優しいひととき~

大好きなアニメ・漫画・声優さん(主に小野大輔さん♡)、ハンドメイド作品のことを書いてます。

「野村万作 萬斎 狂言の現在2012」を観る


Curtain Call-「野村万作 萬斎 狂言の現在2012」


今回は、萬斎さんの解説、「蚊相撲」「景清」「千切木」


萬斎さんの解説中は、思いっきり髪型ガン見(笑)

つい先日もじっくり見たって言うのにね(苦笑)何か、また髪の毛伸ばしちゃいそうなので、今の髪型を見れるのは今しかないと記憶にとどめる!!って、バカなことをしてます(;^_^A


萬斎さんの解説は、いつものように今日の狂言の説明。で、最後にしっかりと「のぼうの城」の宣伝!!

「小説読んだ方?」と質問され手を挙げていらしたお客さんもいましたが、『小説は忘れて下さい』とおっしゃってました。

『小説だとのぼう様は大男になっているので、、、ミスキャストかと思った』と。

しかも、『狂言はイマジネーションが必要ですが、映画は必要ないので』とも(笑)

ちなみに、映画は2時間半あるそうです(珍しく長いな…)

ま、私は・・・少なくとも3回は行くでしょうが…(ふふふ)


で、まずは「蚊相撲

私、、、もしかしたら初見??だったかも。

11年狂言見続けていると、もう何を見て何を見ていないのか、だんだん記憶が薄れていくのです(爆)

ま、これは新しく召使を雇おうとする大名の命令を受けた太郎冠者が、探しに出かけていくと通りかかった蚊の精と出会い、蚊の精を屋敷に連れて帰る。

新参者の相撲が見たいと思うけど、相手がいないので、大名自ら相撲の相手をする訳ですが、蚊に刺されて目を回してしまう大名。

そこで、新参者は蚊だと気付き、今度は大きなうちわを仰いで対戦するという内容。

いや~、そもそも蚊vs人間の相撲って…あり得ないという世界なのですが、それが狂言です。

逆にいえば、そこが狂言の面白さな訳ですが。

最後、大名の去り方が笑えました。(敢えて言いませんけどね)

で、最後に取り残された太郎冠者の哀愁漂う後姿にも笑えました(笑)


休憩をはさみ、万作さんによる「景清」

萬斎さんの「景清」は観た事あるのですが、万作さんは初。

「景清」は、能『景清』後場で景清が語る、屋島の合戦で敵方の三保谷四郎と力比べの錏(しころ)引きをした武勇談を、狂言小舞にしたもの。

萬斎さんが、解説で「恐るべし80歳」みたいなことを言ってましたけど、確かにあの年齢であんなにキレがあり、力強い舞が出来るってホントに凄すぎ。

<美>っていう言葉が本当に当てはまる舞でした。

萬斎さんは、地謡をされていましたが、オペラグラスで万作&萬斎親子をガン見(笑)

やっぱり、だんだんお父さんに似てきたな~なんてことも思ってしまいました。


最後は「千切木」

萬斎さんと高野さんは、「景清」の地謡をしてから間もあまりない出番だったので、着替えが大変だったのでは…?なんてことも思いましたが。

「千切木」とは、胸のあたりの高さの杖、棒のことです。

これが、後で活躍するわけですが。

連歌パーティーを行うことになり、今回の幹事がは嫌われ者の太郎を呼ばすに、パーティーを行う。

しかし、そこに現れる太郎。

色々悪態をつくのですが、最後はパーティーの出席者に踏みつけられて目を回してしまう。

そこに太郎の妻がやって来て、「仕返しをしてこい」と棒を持たせて、皆の家に仕返しに行くが、どこも居留守を使うので、急に元気になった太郎は意気揚々と仕返しの言葉を発していく――というお話。

これは、太郎よりも妻の存在が大きい。

いつの時代も女が強いのか、おびえる太郎に「しっかりしろ」と励ます妻。しかも、仕返しが終わると褒める妻(笑)

萬斎さんと高野さんが良いコンビネーションでした。

しかし、高野さんほど「わわしい女」が似合う人はいないでしょうね。


だけど、今回気になったのは、拍手のタイミング。

あまりにもタイミングが悪すぎる。

基本的には舞台からいなくなってから(幕に入ってから)拍手が基本。

でも、一人目が橋掛かりを通って退場していくところで、既に拍手。

狂言を観た事がある人は多かったみたいですけど、ある程度の作法を学んで欲しいですね。。。

萬斎さんもフライング気味に拍手されるのイヤみたいですし。

狂言を観られる方は、拍手のタイミングは気をつけて下さい。

あまりにもタイミングが悪いとこっちがガッカリ↓↓